車検切れの車は売れるの?
愛車を売却する際にちょっと疑問に思うのは”車検が切れてても車って売れるの?”だと思います。
車検切れの車というのは、公道を走ることは法律で禁止されているわけなのですが・・・その車検切れの車で公道を走った場合、
・90日間の免許停止処分
・1年6ヶ月以下の懲役または80万円以下の罰金
とものすごく重たい罰則があります。
車検の切れてしまった愛車を売却する際は、買取業者に車のある場所まで引き取りに来てもらう必要があります。
ここで1社のみのダイレクト査定をしてしまうと損をしてしまう可能性が高いので、事前に一括査定などを利用して自宅へ出張査定に来てもらい見積もりを取ってもらうようにします。
お勧めは、3社以上の査定です!
車検切れの愛車を売却する前に車検に通す必要はあるの?
こちら、愛車を売却する前に車検に通す必要はないのです。
車検を通してもその分の料金(およそ10万円ほど)が買取査定額に上乗せしてくれるとは限りません。
というか、車検を通した分損をしてしまうことの方が多いです。
ですので、車検どうこうは気にせずにそのまま売却するのがオススメです!買取業者は自社でやす~く車検を通せるので車検切れの車でも問題なく引き取ってくれるのです。
また、こちら買取業者ではなくディーラーに下取りを取ってもらうときも、まずは車買取業者に見積もりを出してもらいその査定額を提示することによって下取り価格もちょっぴりアップするという事も!
現在乗っている愛車が一体幾らで売れるのかどうかは一括査定サイトでチェックすることが出来ますよ。
車検切れ!自賠責紛失!車検証もどっか行っちゃった!
こういったケースも意外とあります。
車検切れ+自賠責やら車検証紛失、といった場合でも車は売れます!
車検証の場合再発行をすることが出来ます。個人でおこなう場合と、買取業者に委託する場合では手順や用意するものが若干違ってくるので以下を参考にしてみてくださいね。
■自分で再発行をする場合■
・車検証(残ってる場合)
・理由書(使用者の認印)
・使用者の委任状(使用者の認印)
・申請者の身分証明書
・手数料納付書
・再交付申請書
■業者に委託する場合■
・使用者の委任状(使用者の認印)
・車検証(残ってる場合)
・理由書(使用者の認印)
※理由書は車検証を紛失・盗難などによって返納することが出来ない場合に必要なものになります。ですが、本人が申請をする場合は申請書に同じ内容を記載することになるので理由書を省略することが出来ます。
※手数料納付書と再交付申請書は当日に用意することが出来ます。
〈車検証再発行費用〉
再交付申請手数料として300円が掛かります。
〈車検証再発行代行料〉
依頼する業者によって料金が変わってきます。
自分で再発行をする場合はこの費用は掛かりません。
〈どこで再発行するの?〉
車検証の再発行は、愛車に付いているナンバーを管轄する運輸支局で行います。(例えば、品川ナンバーが付いている場合は東京運輸支局で手続きが出来ます。)
手続きは”平日のみ”となります。
登録窓口受付時間→午前8:45~11:45、午後1:00~4:00
運輸支局の業務時間→午前9:00~12:00、午後1:00~4:00
運輸支局のお休み→土曜・日曜・祝日および12月29日~1月3日
車検残が少ないほど高く売れる!?
中古車販売店にとって、販売している車が売れるまでは車検切れの方が自賠責保険や税金をかけることなく管理することができ、車検取得も提携している修理工場や自社工場などで行えるので安く済みます。
ですので、車検残が少ない車は買取店にとっては好都合なのです。
因みに・・・JAAIの車査定方法では、中古車の標準状態を定めているのですが、車検に関して言えば3ヶ月以内が標準とされているので車検の残がこれ以上ある場合は原点の対象となってしまうわけなのです。
車検を通した後で車を売っても法定費用だけが還付されるだけになるので、車検に掛かった手数料や工賃が上乗せされることはなくその分赤字となってしまうわけなのです。
ですので、「ヤバイ!!車検があと3ヶ月を切った!」という車ほど、買取店にとっては嬉しい車になるのでヤバイ事はなく、むしろ交渉する材料にもなるので是非こちらもアピールしてみてくださいね。
車検切れでも売れる愛車ですが、車検残3ヶ月以内がオススメ!
車検切れの車、放置してても良い事はありません。
愛車をずーっと放置していてもその車の価値が上がることはまずありません。
価値は下がり続けてしまいます。
それに、自動車税などの維持費も掛かってしまうのです。
その車をもう乗ることが無いなら車検を通す必要はないのですが、自動車税や自動車保険などは必ず発生します。
ですので、車検切れで放置をするくらいだったらこの機会に売ってしまうことを強くオススメします。
また、車は使っていないとバッテリーが上がってしまったり故障をして動かなくなってしまいます。
その場合でもやはり売却をするのがオススメ。
もうエンジンも掛からないような不動車でも、いきなり廃車手続きをしてしまう前に一度出張査定などを利用して査定に来てもらいましょう。不動車でも売れる可能性は大いにあります!